野菜作り、冬にやっておくべきことは?

家庭菜園で冬にやることの一つとして「寒起こし」があります。
かんおこし? 大阪名物粟おこしなら聞いたことあるけどー
という方のために、簡単に説明させていただくと、
単に畑の土を掘り起こすことです。

寒い時期に行うから、その「寒」の字と、土を掘り起こすの「起こす」から
寒起こしと呼ばれているのでしょうか。

では、なぜこんなことをするかですが、2つ目的があります。
1つは、土を寒さにさらして害虫の卵などを死滅させ
これから栽培する野菜の害虫被害を少なくするためです。
もう1つの目的は、土壌改良のためです。
土が寒さで凍結したり、解凍することで土の中に隙間ができ、
団粒構造の野菜作りに適した土壌になります。

具体的なやり方ですが、スコップで畑の土を30~40㎝ほど掘り、ひっくり返していきます。
とても簡単です。ただ、体力は必用です。
ポイントは粗く掘り起こすことです。
土を塊のままにしておくことで、凍結、解凍したときに空気を含んで柔らかくなります。

ではなぜスコップで行うか。
実験として、「スコップ」と「三つ鍬」で行う場合を比較しました。

スコップの場合
スコップの場合
三つ鍬の場合
三つ鍬の場合

結果は見ての通り、三つ鍬だと表面の土が耕されるだけです。
そして土が細かく耕されるため寒起こしのポイントの粗くが実現できていません。
その点スコップだと、粗く、そして深く掘り起こすことができています。
寒起こしはスコップですね!

スコップで深く掘れます
スコップで深く掘れます!

ちなみに寒起こしに似た作業に「天地起こし」があります
違いは掘る深さと目的です。
天地起こしは土を1mくらい深く掘ります。
目的ですが、野菜の連作障害を避けるために、
土を深く掘り表面と地表の土を入れ替えることです。

1m掘るのはなかなか大変。

今回は寒起こしでした。

 

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良い畑とは?地道な草取りも重要

折角肥料をまいたのに、1週間もすれば雑草が生えてきました。恐るべし生命力。何も雑草の種をまいたわけではないのに。この草取りをさぼると草ぼうぼうの荒れ地に。。。そうなってはいかん。

草取り前
雑草が生えてきた・・・

対策は一つ、ひたすら草を刈る。それも種ができないうちに。毎年毎年、草の種が落ちないうちに刈ることで雑草のない畑ができます。
他の雑草のない畑を見るたびに、持ち主の方のたゆまぬ努力に感服してしまいます。見事としか言えないです。
中には「除草剤撒いているのじゃないの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。あれは決して除草剤を巻いているわけではありません。そんなことをすると野菜も育ちません。持ち主の方の日々のたゆまぬ努力の賜物なのです。
Web菜園も見習って頑張ります!

草取り後
草取り後

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開墾後にやるべきこと。野菜作りに適した土づくり。

野菜を作る場所があるからといって、単純に種をまいてもうまく育ちません。前回で畑の形はできましたがこのままでは野菜は育ちません。土にたっぷりの栄養を与えてあげる必要があります。ちなみに、Web菜園では有機農法で行います。化学肥料は使いません。そのため土つくりには時間がかかります。そこは致し方ないところです。

肥料としては牛糞、鶏糞、油粕を利用します。撒いた量は1㎡あたりそれぞれ1.2L、0.7kg、0.2kgです。牛糞が少ないかと思いましたが、事前に腐葉土を1㎡あたり2L撒いていますので、腐葉土と牛糞を合わせると適度な量と判断しました。

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牛糞
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鶏糞
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油粕

撒くだけではだめで、そのあと鍬で耕し、しっかりと土と混ぜます。
これで約2週間様子を見ます。

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撒いた直後

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開墾!荒れた畑を家庭菜園に適した畑へ

開墾とはいっても、元は実家の畑で、現在は荒れ放題(草がぼうぼう)となっていた場所を家庭菜園用の農地として利用できるようにすることが目的です。まずは草刈りから開始。これが思ったより大変でした。最初は草刈り機で大まかに草を刈るのですが、刈った草を集めるのが大変。草の重いこと重いこと。。。草を畑の外に出すため100回近く行き来しましたが、まだ写真のような状態です。
しかし、これからがさらに大変。まだ草の根が深く張っています。カマで切り残しを切っていきます。そして、熊手で掻く。このようなことを繰り返しようやく地面が見えてきました。
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ある程度地面が見えてくると、次に耕運機の出番です。実家にあったものを借りました。名前がないのも寂しいな~と、勝手に「田吾作」と命名しました。聞くと20歳らしい。がんばれ田吾作!
エンジンのかかりは悪いけど、1度かかればしっかり働いてくれました。熱しにくいが、一度エンジンがかかれば働き者。見習いたいものです。。
田吾作は同じ場所を4回耕しました。1度めは根を掘り返すために、2度目はより深く耕す、3度目は腐葉土を撒いてから、4度目も腐葉土をより混ぜるため。
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※日を置いて、ph調整のため石灰を混ぜました。その際も田吾作は活躍してくれました。頼りになります。

こうして何とか2日かけて100㎡の土地を開墾しました。畑の形はできました。草ぼうぼうのころと比べると一目瞭然。あとは畑に栄養を与えねば。
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